相撲雑記帳

相撲のあれこれを、、、 by 草泉散人
2004年九月場所

2004年九月場所の焦点はいくつかあった。そのうち最大のものは朝青龍の連覇であった。そして、場所が終わってみての最大の話題も朝青龍の自滅であった。

結局、朝青龍が主役だった、ということになろうか。

他の力士を見ていると、魁皇の久しぶりの優勝、出島、雅山の復活の兆し、岩木山の進歩、といったものがある。

勝ち越すかと思われた黒海は負け越してしまい、三役入りはならなかった。白鵬は、いいものを持っているのだろうが、まだ相撲が雑なところがある。この辺はこれから修正されてくるはずだ。

朝青龍については、来るべきものが来た、と言えようか。油断による調整の失敗がすべてだ。この辺、親方の指導はどの程度聞いているのだろうか。もし十分でないとすると、若い朝青龍にとっていいことではないだろう。そして、状況に変化が無いとすると、朝青龍の時代は長くはないように思われる。

小柄な朝青龍は、稽古で保ってきた人だ。特に、敏捷な動きは、稽古のたまものといえる。今場所の朝青龍には、その辺にかげりが見えてきた。これは一時的なものと信じたいが、この現象は徐々に進行するものだけに、目に見えるようになった時にはかなり進行していると見て良い。果たして九州場所までに、どのように立て直してくるのだろうか。九州場所で失敗すると、立て直すのに時間がかかるように思われる。

今場所は、話題になった力士以外にも熱戦が多かった。土俵上の勝負に見応えのある一番が多いのはいいことだ。そうでないと、相撲を見る楽しさが減ってします。マスコミ等はとかく記録とか言って騒ぐのだが、相撲で大事なのは土俵の上でどのような取組が繰り広げられるか、である。その点で、今場所は明るい材料があったわけである。この傾向が続いてほしい。

今場所感心したのは、白鵬、旭天鵬戦だ。この二人ががっぷりくんでの四つ相撲は見応えがあった。じっくり取組が展開される四つ相撲はもっと見直されていいと思う。これからこういう相撲が増えてきてほしいものだ。

いろいろな見方はあろうが、見応えの多い取組があって、おもしろい場所だったと思う。来場所も良い一番の多いことを望んでいる。

コメント(0)| Track back(0) | 2004-10-03 21:17:53

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